「ミッキー! ミッキー!!」2001年5月20日<日>05時55分
 

(道場生のみきおさんが出演するお芝居を見に行きました)

 …だから“ネズミ”のお話というワケでもないんでしょうが(笑)、[みきお]さんのバイタリティー溢れる立ち居振る舞い!と共に忘れられない舞台となりました。
 ネズミたちがカワイくてカッコ良くって可笑しくて…そして感動的!小さなネズミがくれる大きな勇気、たしかにこの胸に受け取ってきました。[みきお]さん、誘ってくれて有り難う!『劇団 第三反抗期』の皆さん、楽しい舞台を有り難うございました!!心の底から面白かったです。まだ間に合う!君も今日池袋に走れ!!

☆思いがけない幸運もあったんですヨッ♪・・・ああ、オレの[みちる]…(^o^)。

(さらに後ほど、Moo.先生より感想文を送っていただきました。トウシさん、シュガーレス佐藤さん、いかりやうーすさんの感想と併せてここに掲載します)

 ナマの舞台は人に誘われたりして何度か観に行きましたが、その度に感じたのは 「早く外へ出たいなあ」(笑)という事。生身の人間が目の前で演じているという“舞台”イチバンの醍醐味そのものが、何か肌に合わなかったんです。
  …が、劇団第三反抗期の『Sky』は違いました。具体的な理由がまだ明確でないのですが、「このままずうっと観ていたいな〜」という気持ちでした。俳優の皆さんとお話がしたいなあという気持ちにもなりました。
 [みきお]さんの一生懸命の演技はダイレクトに伝わってきました。作り上げた“物語”を見せる性質の舞台という表現の中に “個人”や“一生懸命” といった言わば“その向こう”を感じてしまう事はもしかすると演じている側にとっては不本意な事なのかも知れませんが、私にはそれがとても心地良かったんです。そして面白かった!大満足でした!!
 私の舞台ギライ(失礼!・笑)を見事に払拭してくれました。有り難う!!!
 その後の居酒屋にダメ出しのあと駆けつけてくれたミッキー(みきお)は、舞台の上 と全く変わらぬ“一生懸命野郎”でした。 ミッキー、貴様を見てるとウレシクなるぜ♪ またきっと観に行くぞ!( Moo.念平)

 「やらずに後悔するよりも、悩んでいるよりも、やってから後悔しろ!」
 重要ですよね、この言葉。実は以前、Moo.先生にも同じようなメッセージを頂いた事が有るのです。私の場合、夢は常に持ち続けています。しかし、他の事をするのに一杯一杯 で、なかなかそれを目指して一直線……という訳にはいかないのが現状です。しかし、夢さえ持っていればいつかは叶うだろうという漠然とした考えは持っていました。やる事に対しての恐れは無い。基本的に楽天家なのです。
 でも、心に持っているだけで何もやらなければいつまで経っても何も進みはしない。では、いつそれをやるのか?劇の後のミニオフの中で、Moo.先生はおっしゃいました。
 「『夢』というのは、何か漠然としている。寧ろ、叶わないような印象さえある。しかし、『目標』と言えば現実味がある。いきなり高いところを目指すのではない。まずは、次の電信柱を目標にして歩いていく。私はそうありたいと思ってやっている」私は、色々と事情もあり、他の全てを捨てて目標に向かう事は今の段階では 出来ません。しかし、日々の生活を振り返ってみると、仕事や学習の時間以外 にも結構無駄な事をしている時間が有るような気がしてきました。
 高い理想ばかり持っていて、結局何もやらずにその日が終わってしまうのは最悪のパターンだ。限られた時間の中で、とりあえずその時に出来る事をやってみる。具体的な目標を立ててそれを一つずつクリアしていく。今日からそれを実行していきます。ちょっと話がずれますが、今日ルノワールの画集を見ていてルノワール本人のある言葉を見つけました。「もし私が知識人の間に生まれていたら!先入観 を捨てたり物事をありのままに見るという事に関して長い年月が必要だっただろう。また、私の筆もぎこちないものになっていただろう(トウシ意訳)」下手 な事は考えずにとにかくやる。私は、昔から少し考え過ぎのようです。この文章を見てもお分かりの通り(笑)。頭では分かっているつもりでも実際は何も分かっていなかった。この事に気付かせて下さった劇団第三反抗期の皆さんの熱演、Moo.念平先生、そして今回 の全てのきっかけを作ってくれたみきおさんに心から感謝致します。
(トウシ)

 「ああ、ダメよ。舞台に上がってる人達は魅力5割増なのよ、惚れちゃダメなのよ」なんてことを思いながら、みきおさんの舞台見てまいりました。正直な感想は「ガンバの冒険」みたい。いや、これはネズミの話だからとか、ネガティブな意味じゃないですよ。かって子供の頃、ハラ ハラドキドキさせてくれたり、沢山笑わせてくれて、最後にはホロリと させてくれたアニメや漫画(言わずとも男吾がそうでしょう)。なにか それらを見ていた時の気持ちを再び感じさせるような、そんなイイ舞台でした。たぶん会場を出た後、青空が広がっていたならば、自分はいつまでもその空の向こうにあるものを見つめていた事でしょう。ああ。
 ところで他の方も書いてるでしょうが、巴道場に用意された席は6列目中央。しかも前二人分は空き。ココは中得意くらいですかねと先生と話してたんですが、まさかカーテンコールで紙飛行機が飛んでくるとは。 しかも先生の所に。みきおさんにくい心遣いですね。これが縁で男吾の声はみちるが第一候補に浮上ですか先生?
 しかし、残念なのはコレが巴道場でも一部の人しか見れなかったこと。 ビデオがあったら自分なんか最低2回は見ちゃうよ。あっ、週2回ね。色んな人に勧めて、みんなの心に青空が広がって欲しいそんな作品でありました。
(シュガーレス佐藤)

道場生ミキオさんの劇団の公演「sky」を私も見に行きました。ミキ オさんの書き込みから察するところちょっと重めの内容かな?と、構え気味だったのですが、複雑に絡み合うストーリーを非常にテンポ良く見せてくれて、どんどんぐいぐいと「夢大きく、体小さきねずみ」と「夢捨て切れぬ、等身大の男」の物語に引き込まれました。ほとんどの状況(オフィスから鷹の巣まで)を完成度の高いマイムで表現している点や、回想から現実へなどの場面転換の巧みさは素晴らしかったです。さすが10年間の総決算ということでしょう。 知ってる人(一回しか会ったこと無かったけど)が舞台の上で演技を していることが不思議なような、なんか変な感じでした。ミッキーの堂々の役者っぷりにビックリ!舞台にしばしば登場した黒子も実はミッキーだったことを後で聞かされて二度ビックリ!一緒に連れていった友人はミュージカル「アニー」を通算20回も見ている男(^_^;)ですが、彼も「非常に面白かった。当たりやわ〜」と言っていて満足げでしたよ。公演終了後のミニオフでMOO先生にいただいた名刺にサインまでいただけて、まったく彼は果報者です。 かくいう私もこのお話を非常に気に入りまして、主演の女優さんと記念撮影までする始末でチュ。ヤマネ、萌え〜(笑)
(いかりやうーす)

「うおお――っ 架空先生!」2001年5月14日<月>14時33分
 

(先生のお友達・架空まさる先生が遊びに着てくれました)

 皆さん、[架空まさる]先生は[EL BONDAGE(牧村みき)]先生と並んで 私の大好きな漫画家さんです。絵がメッチャクチャ上手いんだぞ! ある席で全く予想もせずお目にかかる事ができ「オレいろんな仕事断らずにやってきてヨカッタ〜!」と大感激したのが、まるで昨日の事のように思い出されます(もう3年になりますか…)。 とにかく皆さん、HPを見に行ってネ! そして応援のメールを送ろうっ!! 架空先生、また近いうち飲んだり食ったりしましょう♪

「ご名答!」4月13日(金)07時39分39秒
 

先生の作品を読んでいるとダイナミックな香りと共にど根性ガエルや侍ジャイアンツ等を手がけたキャラデザインの(スイマセン名前忘れました^^;先生の香りがする様な・・・。 先生の好きな作品やキャラにそれらも入ってるのでしょうか?(たかさん)

 [たか]さんのおっしゃる通り、いわゆる「Aプロの絵」は異常に好きです! 私の漫画を見れば それはもう一目瞭然ですね(^o^)! あからさまなぐらい(笑)。
  土を踏みしめられる、土を握りしめられる… そんな感じのするキャラクター。 『侍ジャイアンツ』の作画監督[大塚康生]さんは大尊敬するアニメーターですが、あの オシャレでスマートな「ルパン三世」も大塚さんが描くと、プラス“土を踏みしめて歩く”地道で 深くて とても魅力的なキャラクターになりますよね。 世代にもよるとは思いますが、“土の道”がほとんどであった地域・時代に育った私にとって、あのホコリっぽいような 湿ったようなカンジは 心のふるさと なのです。

「『やぶれハッポー』」4月 5日(木)04時22分33秒
 

藤子・F先生が1991年に描かれた「未来の想い出」という作品の主人公・納戸理人はおそらく藤本先生本人がモデルだと思いますが、この納戸先生にアシスタント志願する青年「矢吾団平」なるキャラクターはMoo先生がモデルなの でしょうか?「団・吾」で男吾、そして「平」でMoo念平先生だと思うのですが。 「矢吾団平」の作品「やぶれハッポー」もか〜なり男吾っぽいですし。 この作品が発表されたときに同じことを山ほど聞かれたとは思いますが(笑)教えて ください。(メリパンさん)

 当時の藤子プロのチーフアシスタント・西田さんが描かれたモノだと思われます。 西田さん御本人と面識はありますが その事についてお話した事はないですねー(^o^)。 藤子FC「ネオ・ユートピア」HPの掲示板で聞いてみるってのは如何でしょう。NUスタッフが丁寧に某(なにがし)かの解答をしてくれるハズです。

「『おれは鉄兵』」2001年3月14日<水>06時00分
 

Moo.先生はちばてつや先生の影響はうけてないんですか?中学生編は「おれは鉄兵」をモチーフにしたように思えるのですが・・・(草介さん)

 …に限らず、[ちばてつや]漫画は大好きで 少女向けから青年向けまであらかた読みました。

 特に好きなのは 少女向け作品で、『みそっかす』『リナ』『テレビ天使』『1・2・3と4・5・ロク』などの、“児童文学”としての側面も持つ一連の作品には大変な感慨を受けました。  『男吾』に影響を与えたとすれば むしろ「小学生編」への これらの作品からの影響が考えられます。 小さな主人公が 周りの大人達からの圧力に屈する事なく力強く生きている…という『あばれはっちゃく』と同様のイメージですね。  

 「中学編」が 特に『おれは鉄兵』をベースに作ったというワケではありませんが、でもきっとよく似てる部分もあると思います。 が、他の部分は『嗚呼 花の応援団』に似てるかもしれないし、 また『おれが大将』風のところがあるかもしれない。 他に『Theかぼちゃワイン』『男ぞ!硬介』『おいら女蛮』『イヤハヤ南友』『硬派 銀次郎』『1・2のアッホ!!』等ナド・・・。
 「あの漫画風にしよう!」なんて考えた事は まずありません。数限りない“イメージ”を 私ならではのテイストで一本の柱にまとめあげた時、それは唯一無二の“Moo.念平漫画”となるのです!

 「オレはいろんな人間に助けられて今の力を出した オレ一人の力じゃないんだ」 「それがお前の力というヤツだ!!」          (どこかで聞いたセリフ!^o^)

「いやあ 佐藤君」2001年3月10日<土>03時44分
 

Moo.先生によると「手塚治虫とシルベスター=スタローンは似ている!」 ....そうなのですがまったくわかりません(笑)。どこが似ているのでしょう?(佐藤さとしさん)

 久しぶりに顔出したと思ったら オモシロイ事言うねえキミ、アッハッハ。手塚とスタローンだってぇ? はっはっは・・・・・・

 ・・・似てるっちゅうねん!
 私はこの説をかれこれ7〜8年ぐらい前から押してるのだが、誰ひとりとして賛同する者はおらず(悲)。 皆さんよくご存じの手塚治虫の満面の笑みをたたえた顔と、シルベスター・スタローンの インタビュー等で見せる人なつっこい笑顔が 激似 なのだ!
皆 ナゼ気付かない!?は はあ〜ん、あまりに当たり前の事なのでワザワザ言う事もないってワケですね♪オーライ!(^o^)

 ところで佐藤君、公(おおやけ)の場で私の「個人的な愚説」を発表するのは控えてもらおうか。皆がレスつけにくいやんけ!(笑)

(さらに)

 SMAPの[中居正広]と[稲川淳二]! どォだァ―――ッ!! 中居君が齢とると稲川さんみたいになるような気がするんだけどもなあ…。 ダメかしらん(^o^)。
…これが私の最後の決め手だよ、ゲール君。

「マブダチ ジャッキー!」2001年3月3日<土>03時44分
 

ヤフーオークションで男吾の色紙だ出品されてましたがなぜかジャッキーチェンのサインが・・・(きじるしたくみさん)

 あれはコロコロコミックの企画で、来日中のジャッキー・チェンに取材に行った時の合筆色紙です。たしか『男吾』13巻をプレゼントしたから…今から9年ぐらい前だったと思います。ジャッキーは世界一イイ人だったぞ!
 その時の詳しい模様はコロコロの…… ええと何年の何月号だったかなあぁ・・・・・・魔王〜っ 助けてぇ〜〜〜〜〜〜っっ!

(魔王・ワダBENさんのフォロー)
92年4月号(発表は6月号)でごじゃるよ!(そのものが載ってるう〜ぅ!) Moo先生「何!!ジャッキーが日本に来るって!?よーし、インタビューするふりしてやっつけてやろう。そうすればオレは世界一だ!!」 と、拳を交わした先生とジャッキーの共同色紙として10名さまにプレゼントされたうちの1枚のようです

「『スケバン刑事』は・・・」2001年3月3日<土>04時37分
 

日本一高貴な(笑)「静波」さまって、私が思うに スケバン刑事の「美槌 麗美」ではあるまいかと・・・。 いや、なんとなく雰囲気が似てるなあと思っただけで、 自信はありませんが。さて?(もりりんさん)

 ・・・読んだ事ないっス!(笑)[紅 静波]は、私の中にある(それまでに見たいろんな本・漫画・テレビ・映画などからの)“高貴”なイメージの集合体です。「薔薇」「赤」「カールした髪」「切れ長の目」「フランス」「フェンシング」「エナメルの靴」……。最後のはちょっとフェチっぽいなあ(^o^)  
 この際だ、白状しておこう!劇中に「バラの花言葉は“けだかき美しさ”」とありますが…あれはストーリーの流れに合わせて花のイメージから私が勝手に考えたモノでして、後で調べたら たしか「情熱の愛」とかだったと記憶してます(恥)。読者の皆さん、テキトーな事やっちまって申し訳ありません!どなたかバラの正確な“花言葉”を調べて頂けませんか。これを機会に皆で憶えましょう!報告を待つ!

(つるぺた教授のフォロー)
花言葉ですが どれが正確ってのは無いので 全然OKだと思います。 色によって違ったり 咲き方によって違ったり 地域によって違ったりするので・・・ よく言われている赤い薔薇は「情熱・熱烈な恋」って感じですね

「機械獣!」2001年2月26日<月>20時00分
 

「不破源次郎」を考えられた時に参考にしたキャラかなんかはあるのでしょうか? また、男吾達の生き生きした動きや表情、そして「武道」のシーン。 先生も武道の猛者なのですか?(たかさん)

 不破源次郎の全体的なイメージとしては「黒」という文字のシルエットをキャラクター化してみました。 “顔”のモデルは原作版『マジンガーZ』に登場する機械獣[バマラスY1]です。頭から触手風のモノがビュルビュル生えているヤツですが、コイツのツラ構えがサイコーなのです。初登場時の顔のアップは衝撃的に私の脳に刻まれており、いつか自分の漫画で…と思っていました。それが第12巻の108pです。

 私が武道の猛者!・・・なっはっは。 右手に 紛らわしい“拳ダコ”風のモノがあったり、前歯が欠けていたり、顔がチョットだけ[佐竹雅昭]に似てたりで、よく人から「何か格闘技やってらっしゃるんですか」と聞かれるのですが、トンデモナイ!
 私はスポーツ何にもできません(笑)。
 走れない、泳げない、空飛べない(?)。人を殴った事なんか37年間の人生でたったの1回しか無い。だから男吾たちには私の分まで思いっきりやってもらいました。 “憧れ”をこめて。
少女漫画家の[陸奥A子]さんは、ご自分が 事情があって(お体が弱かった?)“高校生活”というものを体験できなかったそうで、作品の中でその憧れを思う存分に描きまくったのだそうです。
 自分に出来なかった事を作品の中で開花させるのも 漫画家という職業の楽しいところではないかと思っています

では二階堂姉妹はガミアQ?(メリパンさん&たかさん)

メリパンさん、たかさんのニラんだ通り… 過激なふたご[二階堂 乱・舞]のイメージは、危険な三つ子[ガミアQ]からいただきました。男吾が戦ったのは機械獣ばっかりかいっ!!(^o^) いや、デーモンもいるぞ!第11巻 登場の[剣兵衛センセー]は、『デビルマン』の[ジンメン]ですから。カッカッカ……

「そうです。」2001年2月26日<月>07時58分
 

「ゴーリキ郷田」は腕力県下「二番」だそうですが、「一番」はひょっとして学園台風ですか?(不破 幻次郎さん)

 (静岡?)県下一の腕力の持ち主は[学園台風]です。

 大文字学園にはどの学校からも追ん出されてきたワルや キョーレツなヤツらが集まって来てるという設定ですから、その中には当然 何かに秀でた者(県下一レベル)もいるワケです。  [鬼塚]の技、[鶴田]のパンチ力、[静波]の高貴さ(笑)も、県下一と言わず 関東…いや、全国レベルかもしれませんなあ。([陣八]は“日本一弱い男”ってところか!?)  …さて、我らが[巴 男吾]は・・・もちろん“日本一カッコ悪くて、日本一カッコイイ男”だ!!

(巴道場リニューアルについて)2001年2月25日<日>10時01分
 

「青」は好きな色です♪ あと 英語が減って私にも分かり易くなりました(英語は「カレーライス」ぐらいしか知らんのじゃ!^o^)。 そいえば「男吾トレカ」は集まって来てるのかしらん?

 さて、新しい道場生もぞくぞくと増えてきてるようなので 三たび!『あまいぞ!男吾』についての質問を受け付けようと思います(また勝手な事を!新吾サマお許しをっ!!)。 「あのキャラはひょっとして…」「このシーンは一体…?」といった皆さんの疑問・質問に、作者自らがお答えします! 長年 考えていたあんな事こんな事をこのチャンスにぶっつけてみよう! こんなの 偉大なる道場主[新吾]様が運営する『巴道場』でしかできないぞっ!!(御質問の際は「私はこう思うんですが…」と 自分の考えも聞かせてくれると大変ウレシイです!) 『巴道場』がフル可動する日、楽しみにしています!

巴道場に栄光あれ!!

「作者が明かそう!」2001年2月12日<月>11時02分
 

関和美は男吾たちより年上?(質問者失念・・・すいません!)

男吾1年時、[ネズミ]は2年生です。つまりひとつ年上だ! そういうつもりで執筆していました。“小っこい先輩”が描きたかったのだ(^o^)。 そんなフンイキを皆さん敏感に感じてくれていたなんてウレシイですねえ♪ ★はみだし(出っ歯?)情報・・・名前、「根本 和美(ねもとかずみ)」にしとけば「ネ(もとか)ズミ」でバッチリだったんですが、パッと見た時の“字ずら”で、『関 和美』に最終決定しました。 (「根津 和美」だと もっとバッチリだったなあ。今考えた(笑)

「『JIPANG』!」2001年2月10日<土>04時35分
 

Moo先生がコミカライズしてくれるなら、見てみたいものが一つあります。林海象監督の「ジパング」です。上映当時はダイナミック プロがコミカライズしてたんですが、コイツはどんな漫画家よりもMoo先生の作風に一番合ってるような気がするんでするんですが(シュガーレス佐藤さん)

 私も大スキな映画です!得に冒頭の5分間は「コレだコレだコレだーーーっ!!!」というスピード感で「オレもこんなの描きてエ!」と胸踊る痛快時代劇!主人公[ 地獄 極楽丸(じごく ごくらくまる) ]をよくノートにスケッチしたぜ。極楽丸の様々な「刀」のアイデア。敵のオモシロさ。ヒロイン[鉄砲ゆり]の艶(あで)やかさ。豪快な殺陣(たて)とめくるめく世界観の虜になりました。チャンスがあればオレの手で! …とず〜〜っと思っています。

★映画『JIPANG』の最高傑作シーンは劇場予告編にある。“極楽丸が横笛を吹いて…ニカッ”と笑うカットだ!本編では別テイクが使われており、笑わないのです。残念!!(ビデオ等に予告編は入っているんでしょうか?)

「無いっス」2001年2月10日<土>03時57分
 

先生はゲームのキャラクターデザインをしたことはありますか?あったら教えて下さい。また、するとしたらどんなゲームでしょうか。やっぱり格闘ゲームでしょうか、スパロボのようなロボット物、それとも恋愛シュミレーションですか?(きじるしたくみさん)

そもそもそのテのゲームを全くやった事無いのだ(笑)。依頼が来たら何でもやらせて頂こう!と思ってますが、そうですねえ例えば・・・アカン、何ん〜にも思いつきませんわ(笑・私の生活圏に無いからか!)。諸君のほうで考えてみて教えてくれっ! そして、もしこの掲示板見てらっしゃるゲーム会社の方いらしたら御連絡下さい!!(前向き野郎^o^)

「新世紀 明けましておめでとうございます!」 2001年1月6日<土>09時29分
 

 昨夜 故郷の長崎から東京へ戻って参りました。

 姉の子供達の()^o^()ぷにょぷにょ()^v^()のホッペに何万回も触れ、「私の心も常にこうありたい!」と思ったり、姉の子供達にお年玉をあげながら、「なんでオレがお前らにカネやらなあかんねん!」と思ったり いろいろでした。(←小学生の作文風)
  年末 コミケに足を運んで下さった皆さん、本当に有難うございました!おかげ様で『短編集』『資料集』共に売れ行きもよく、ササキバラ・ゴウ様もおっしゃっていたように夏コミに向けて各々の『〜2』も実現できそうです。今年 8月を待て!
  モチロンそれまで皆さんを退屈させるような事は決してしない!待望の“新連載!”と超待望の“◯◯◯!”、そしてアレやコレなどのワクワクをお届けする為、現在超準備中だ!!

 オレは頑張る!諸君もガンバレ!!21世紀をオモシロクテタマラン世紀にしちまおうぜっ!!!

 巴道場に栄光あれ!

「小学生編と中学生編は別物!」 2000年11月8日<水>08時04分
 

Q:小学校編と中学校編とでは傾向が変わったような印象を受けるんですが、なぜ?[阿綱さん]

 当時イメージしていたのは、小学生編が『あばれはっちゃく』、中学生編が『飛び出せ!青春』『おれは男だ!』等の青春ドラマでした。 前者は“ガキ大将”、後者は“仲間”がキーワードです。

「お見事!」 2000年11月5日<日>10時06分
 

Q:第5巻で操が「巴男吾は女の子をなぐれない!」と言ってますが、第1巻でお姫を思いっきり殴っています。これは操の見当違いなのではないでしょうか。それと2巻で長崎の故郷に帰るとき、長崎までの旅費はどうしたんでしょうか。小学生がそんなに金を持っていたとも思えないし・・・[阿綱さん]

 [ヨウ]さんの解説に感激!「ああ、オレは当時 確かにそんな事を考えながら“男吾”を描いていた・・・」と思い出しました。

(男吾の性格を考えれば、まず絶対に女の子を殴らないし、殴れませんよね。でもお姫とはからだ全部でぶつかった真剣勝負をしてます。これは男吾がお姫を「女の子」ではなく自分と対等の存在、「ライバル」として認識したからだと思います。そう考えると、その後竜子先生や静波、乱舞姉妹と拳を交えているのも納得できます。たぶん、男吾にとってはただの「女の子」より「ライバル、ケンカ相手」のほうが親しみを感じる対象なんだろうなぁ。長崎までの旅費…これももう勝手な推測なんですが、僕は男吾はかあちゃんのへそくりの場所or財布のありかを知っていて、そこから失敬したんだと思います[ヨウさん])  

 “旅費”については[ヨウ]さんの推理(オモシロイ!)通りかもしれないし、他の手を使ったのかもしれない。
 漫画作品は規定のページ数内に不自然なくお話を詰め込まなければなりません。構成作業の中で お話の主軸を最優先させる為“省略”できる部分は徹底的に切っていきます。その時、切る 切らない の判断基準となるのは『読者に委ねても構わないシーンかどうか!?』です。
 “旅費”の一件を例にとると、このシーンを省略しても「男吾が旅費を調達する為に銀行強盗に入った」なんて事は誰も思わないでしょう!?これが“キャラクターの確立”というものです。全てのシーンを事細かに描き込まなくとも「コイツならこうするだろう」「アイツは絶対にこんな事しない」と思わせる事ができるキャラクターは、それまでの行動・言動を経て 皆の“信頼”を勝ち取っているという事なのだ。(ここで言う 信頼 とは、プラスイメージだけでは決してなく、だらしない部分・弱点などのマイナスイメージをもひっくるめた“パーソナリティー”の事だ!)
 連載モノの第1話(あるいは初期)ではこの“読者の信頼”を得る為に主人公はあらゆるシーンで自分をアピールしまくります。「オレは(アタシは)こんなヤツだ!以後ヨロシク―ッ!!」

 『あまいぞ!男吾』第1話を初めて読んだ時 友達に教えたくなりませんでしたか!? 「オイ、こんなヤツがいるぞっ!」って。「こんな子が転校してきたよっ!!」・・・って。
 [阿綱]さんは“旅費”、男吾はどうやって工面したと思いますか?そういう事も教えてもらえると作者としては大変ウレシイのだ!

 [巴 男吾]は皆さんの心にどんなヤツとして生きていますか?どんな“信頼”を勝ち得ていますか!?

「ズバリ“読後感”です!」 2000年11月3日<金>02時06分
 

Q:先生が漫画を描かれる時のポリシーをお聞かせ下さい。絵はここにこだわる!とか、ストーリーでは自分はここをおさえる!!とか。「熱さ」「人情」「イイ面構え」と自分では受け取っているのですが…[ぷーすけさん]

 描いているその時その時は、とにかく目の前の1ページ・1コマを「カッコ良く」「可愛く」「オモシロく」描くのに一生懸命です。その基準は自分自身が読んで魅力を感じるかどうか!自分が楽しめないまま描いたモノを読者は楽しんではくれません。私は「Moo.念平作品」を常に誰よりも早く読む“一番最初の読者”なのです。そしてこの読者のこと、オレはけっこう信用してるんだゼ!

 作品全体での“ 信条 ”としている事は「読み終わった人の体に“パワー”が充満する」ような作品作り です。それは“勇気”“希望”“愛”・・・といった プラスの“力”のことだ!作品によってもまた読者によってもそのカタチは様々だと思いますが、総じて「Moo.念平漫画を読む為に使ってくれた時間は必ずプラスエネルギーに転換させてみせる!」という気持ちで執筆しています。つまり
「“読後感”は まかしとけっ!!」って事です。

 さあ どれでもいい、本棚から抜き出して読んでくれ!その間の時間、決して損はさせねえぞ!とアイツらが待っている!!
 その中には[ぷーすけ]さんの言う「熱さ」「人情」「イイ面構え」もモチロン入っているのだ!!!

「だ、誰か〜〜〜っ」 2000年11月3日<金>00時51分
 

Q:第5巻の166ページの姫子の「売られたケンカに〜」と男吾の「今のオレを止める〜」はコロコロ掲載時とセリフが違ったような気がしますが・・・[阿綱さん]

 当時の掲載誌が手元に残ってないので正確な事は分りませんが
単行本第5巻・166p 1コマ目、掲載時は 右のフキダシは姫子のセリフでしたが 左のフキダシには男吾のセリフ(「どけ!」か?)が入っていたと記憶しています。

どなたか当時のコロコロ持ってたら教えてあげてねっ!

「東映ヒーローネット!」 2000年10月28日<土>07時24分
 

 東映オフィシャルヒーローファンクラブサイト『東映ヒーローネット』という所でMoo.念平の最新作が見られるぞ!

 様々なコンテンツ盛りだくさんで見ごたえ満点の東映直営サイトで、その中のレギュラーコーナー[イラストレイテッドヒーロー]の中で漫画描いてます!数人の漫画家・イラストレーターが東映ヒーローについて熱筆を振るうコーナーで、各作家隔週で一枚ずつ更新していきます。皆さん“イラスト エッセイ”のような感じでやってらっしゃるので 私は「うおお――っ!」と連載漫画にさせてもらいました。
 全6回(6ページ)。第1回(公開中!)、第2回(11月3日・金)、第3回(11・17金)、第4回(12.1金)、第五回(12.15金)、最終回(12.29金)。
 タイトルは『行け!東A太郎』。ヒーローに選ばれた男の物語だ!彼の行く先にはどんな冒険が待っているのか!? そして“東A太郎”は どう読むのかッ!?! 君自信の目で確かめろ!!!!

東映ヒーローネットオダギリ ジョーが親指ポーズで迎えてくれます!
(※ サンプル画面が見られますが、全部見るには「入会」の手続きが必要になります。)

「『太陽犬ゼロ』は・・・」 2000年10月25日<水>00時08分
 

Q:「太陽犬ゼロ」の終わり方は当初から予定されていたの?[くしもとたかしさん]

 ・・・全9回で終了しました。
 連載初期、編集部と私の間で意見の相違があり(編集部側は“闘犬モノ”を、私は“童話的なモノ”を考えていた)、第2回が終わった時点で話し合いが持たれました。
 結果私の意向を汲んで頂き、第2回までの設定環境から離れる為ゼロを旅立たせたのです。その時に太郎少年とも別れてしまいました。
 私の構想では、旅先でいろんな動物たちと出会い逞しく成長したゼロは、最後に太郎と再開するハズだったのですが・・・ その前に連載が終了してしまったと、こういうワケです。うおお〜〜、力が足りなかった! 残念っ!!

 しかし、漫画家[Moo.念平]初めての連載。当時21〜22才の私は毎月のお話を一生懸命考えました。徹夜が何日も続き、椅子の上であぐらをかき腕組みをしたまま寝た事もあった。いれたコーヒーが口をつけないまま冷たくなるなんて事は しょっ中だった。
 毎日机にかじりついて描き上げた『太陽犬ゼロ』は、ホロ苦く、思い出のいっぱい詰まった作品です。

「うう〜〜〜〜〜〜む・・・」 2000年10月24日<火>22時57分
 

Q:先生はどうやって漫画の技術を身に付けたのですか?特に人物の描写、色々な角度・距離から見た色々なポーズの人物を、どうやったら不自然にならずに描く事が出来るのでしょうか?基本はクロッキーやデッサンだと思うのですが、全てのキャラの全てのポーズに見本が有るわけではないですよね……私は先生の描かれた漫画ほど迫力・動きのある魅力的な漫画は他に見た事がありません![門田 稻志さん]

 難しい質問です。漫画の描き方なんて人それぞれだと思いますので一概には言えませんが・・・

 「勉強しよう!」と思ってやり始めてもナカナカ身が入りません。 「ああっ あんな風に描いてみたい! これだけ描けるようになりたいっ!!」と思い立てたならば、その瞬間からの前進の道は最高に楽しく 充実したものになるに違いありません。
 大事なのは 心底惚れ込む事のできる作品に出会えるかどうかです。常に自分を刺激し、創作意欲をかき立ててくれ、そして常に原点(出発点)を意識させてくれる作品!「オレの、アタシの中にはこの作品が脈々と生きている!」と胸を張って言える、そんな作品を是非見つけてほしい!!その為には多くの様々なジャンルの作品を見る事です。好き・嫌い、得意・不得意にかかわらず、とにかくなんでも見てみよう。意外なモノに反応する自分を発見できるかも知れないのだ。それから 自分はナゼこの作品が好きなのか、とことん考えてみる。煮詰めて煮詰めて残った要素が、君が最も大事にしたいモノなのである。ゾッコン惚れ込んだ作品ならば、その作画テクニック、ストーリー・演出の手法など 夢中で研究しまくるでしょう。大好きな事をやっているのだ、君のウデはどんどん上達してゆく!
 モチロン惚れ込む作品は いっぱいあって良い。また、“ソックリの絵しか描けなくなるのでは・・・”という心配は無用。初めは影響受けた絵を描いていても、そのうち必ず君自信の個性が出てきます。その“味”が隅々まで行き渡った時、それは紛れもない“君にしか描けない作品”となるのだ!

私[Moo.念平]のゾッコン作品は・・・・・・
★『ド根性ガエル(アニメ)』、『パンダコパンダ』、『侍ジャイアンツ(アニメ)』、『ルパン三世・カリオストロの城』・・・
★[手塚治虫]全作品。  

 さあ動き出せっ[門田 稻志]!そして漫画家志望の命知らずどもよ!! オレと同業者になるカクゴがあるのならば!!!

「有難うございます」 2000年10月24日<火>20時56分
 

Q:先生にファンレターを出したいのですが、どこに出せばいいの?[みきおさん]

 現在月刊連載中等の雑誌はありませんが、「あっ ファンレターを書こう!」と思った作品の載っていた本を作っている編集部宛に出すのが良い方法だと思います。“ファンレター”というものは作者はモチロンのこと 編集部にとっても今後の方向の手掛かりになる大変有り難い“読者の反響”ですからネ。

★ 作品の掲載誌については[ワダBEN]さんのホームページに完璧なリストがあります。出版社・編集部の住所は、雑誌・単行本の奥付などで調べよう!(各出版社のHPもあると思います)
 皆さんからの手紙は編集部を経由して最終的に私・Moo.念平の手元に届きます。君たちの熱い手紙を編集部も私も待っているぞっ!!

「読者諸君が判断してくれ!」 2000年10月21日<土>03時38分
 

Q:不破と台風、どっちが強いの?[毅さん]

 作者はそこまで決めて書いているワケではないんです。キャラクターには その場その場で最も適した役割を担ってもらっていますので、もしかしたら実力以下の扱いをされてる時もあるかもしれませんね。でもそのシーンではそのキャラクターはソレがベストの存在の仕方であったと信じています。(台風は 不破よりも “ブッ倒れてる姿”がサマになるので、そういった役回りが多かったのだと思います。)
 [毅]さんの考えた「最強は誰だ!ランキング」なんか作ってみるのもオモシロイと思いますヨ。作者としてはそんな作品の楽しみ方をしてもらえるとウレシイです!

「新たなる”敵”!」 2000年10月21日<土>02時59分
 

Q:ボクシング部主将・鶴田 輝の制服が他の生徒と違うのはなぜ?[きじるしたくみさん]

 敵やライバルには少なからず主人公との“異質性”が求められます。 『柔道部編』が終わって一段落した男吾の周辺に 新たに登場する驚異[鶴田 輝]には、一目で分かる“敵対感”を持たせる必要がありました。
 一つはご存じのように“ツルツル頭”。そしてもう一つがあの“制服”です!男吾が鶴田に向かって「KO宣言」をする朝のシーン、対峙する二人は決して仲間ではないでしょう!?
 鶴田が着ている制服は たぶん前にいた学校のモノだと思われますが、この場合それはど〜〜〜〜〜〜でもいいのです(^3^)。男吾と敵対する[鶴田]というキャラクターを読者の心に明確に印象づけるための手段なのだ!

「八百屋のおっちゃん」 2000年10月18日<水>07時41分
 

Q:3巻の「俺とあいつの関係は・・?」であった、八百屋のおっちゃんの一言、「おっ、その目は・・・。」、そして対不破源次郎戦で男吾が腹を殴ったときに、不破が言った「腹を・・!キサマ・・・。キサマ・・・!」の二つ。両方ともけっこう深い意味を含んでいそうな感じなんですが・・・[毅さん]

 ★突然 自転車を持って行こうとする男吾に対し最初は怒ろうとした八百屋のおっちゃんですが、一瞬見たその“あまりにも真剣な目”に「これはただ事ではない!」と感じたのです。普段 町中(まちなか)で見せている“ただのワルガキ”の表情ではなかった!詳しい状況は分からないが その 目 に“男気”を感じた八百屋のおっちゃんは「よっしゃ コレくってけや――!」と“応援”にまわったというわけです。男吾にその気があったとは思えませんがこれこそ“以心伝心”ってやつですね!
 ★不破源次郎の腹に巻かれたサラシの中には死に際の母親からもらった“御守り”が入っていました(第12巻・146〜147P)。スピード自慢の不破はこれまでボディーを殴られる事なんてなかった。だからこそ一番安全な“腹”に一番大切な“御守り”を入れていたのでしょう。しかし、巴 男吾は初めてその懐に入りそして“腹”に一撃くらわしたのだ!「腹を・・・!キサマ・・・。キサマ!」プライドと母親の愛情を汚されたその瞬間 覆面をかなぐり捨て、“学園あらし”ではなく“不破源次郎”として全力での戦いを開始したのです!!(マラソン高橋尚子がサングラスを取り去った時のように)

 さあ、もう一度読み返してみよう。そして感じ取れ!あの時の男吾の拳に何が込められていたか!!後半、不破がどんな気持ちで戦っていたのかを!!!

※私は全ての質問に答えるが、疑問がある時まず自分でとことん考えをめぐらせてみよう!「オレは、アタシはこう思うがどうか!?」と胸をはって自分の考えを提示する事によって人間は成長し前へ進む事ができるのだ!!私も諸君の意見を聞きたいのです!!!

「不破源次郎・・・」 2000年10月17日<火>05時13分
 

Q:不破のお父さんはどうしているの?[不破幻次郎さん]

 ・・・については何も考えていませんでした(^3^)。本編中に出てこない事柄は読者の皆さんがそれぞれ自由に想像して頂きたい。「オレの中では 不破のオヤジはこうだ!」と、決めてしまえるのも読者の特権だと思います。さあ想像してみよう・・・・・・・・・今 アナタの中に浮かび出た姿、それが正解なのだ!

※調べたところ「〜ズラ」という言葉は、愛知・岐阜・静岡・山梨・長野・福井・石川・富山・新潟などの方言で、「〜だろう(推量)」の意味だそうです。

「具志堅用高!」 2000年10月16日<月>09時42分
 

Q:先生の好きなボクサーは?[よし♪さん]

 猛烈な爆発力を秘めた小さな体でピョンコピョンコ跳び回る姿、私の中ではあれこそが“ファイター”である!と揺るぎません。やはりKOシーンを見せてくれるボクサーは最高です!
 20年まえのあの日、無敵の冠ワシがコーナーにペタンと尻もちをついた時は・・・泣きました。
 そして数年前、微妙な判定での勝ち試合が続き世間の不評を買っていた[鬼塚勝也]が、「見ててくれ!」と言わんばかりの気迫でリングに上り、闘争心丸出し、且つ最高に楽しそうなファイトを見せてくれた時も私はボロボロ涙をこぼしていました。

 ボクシングの試合観てるとよく泣くぞ、オレ!

「巴ダイナミック!」 2000年10月16日<月>08時02分
 

Q:『巴ダイナミック』はもともと誰の技?[たーさん]

 第1巻『母ちゃん台風』の中で母ちゃんが「若いころ うちのダンナに教えてもらったシュート!その名も 巴ダイナミック!」と言ってるところをみると、どうやら元祖は父ちゃんのようです。・・・が、“巴”は母ちゃんの方の姓なので 父ちゃんが“巴ダイナミック”を開発したのは結婚後ということになりますね。

“巴ダイナミック”とは、全身のバネを最大限に使い魂を込めてモノをぶん投げる技の総称なのである。
君が川に向かって石を投げる時、全身全霊で投げたのならそれは間違いなく君の“巴ダイナミック”なのだ!

「人間のモデルはほとんどいません」 2000年10月16日<月>07時05分
 

Q:登場人物にモデルはいますか?[よし♪さん]

 実在の人物をモデルにすると、そのイメージの再現に夢中になってしまい、大きく羽ばたけないまま終わってしまいがち(悪く言うと“自己満足”“楽屋落ち”)です。私の場合は 一個の“キーワード”からキャラクターを作る事が多いようです。
 例えば、“丸”、“巨大”、“速”、“貴”、“最後”などの言葉(劇中でのポジショニング)からイメージをふくらませてまず全身のシルエットを固め、最後に顔を決定していきます。 (特撮ドラマ『ウルトラマン』で怪獣デザインを担当した彫刻家[成田 亨(なりた とおる)]氏は、その画集の解説で 地底怪獣マグラのデザインについて「形が 色(黒)を決めたらついてきた」とコメントしていた。激納得)
 男吾はそのまま“男”、お姫もそのまま“姫”、紅 静波は“赤”“貴”、乱・舞は数字の“2”、不破源次郎は“黒”(漢字の形がそのまま全身のシルエットに!)。不破の顔は、登場時のインパクトを考えて『マジンガーZ』(永井 豪とダイナミックプロ)に出てくる機械獣[バマラスY1]のイメージをいただきました。  

「キーポイントは”不破源次郎”戦だ!」 2000年10月14日<土>13時48分
 

 Q:12巻で大文字に転校してきた時の自己紹介では『○〜が乱・〜○が舞』(〜は髪の毛縛ってる方)となっている二階堂姉妹。ところが13巻の巴道場での紹介シーンでは『〜○が乱・○〜が舞』となってます。 先生の中ではどっちがどっちとビシッ!と決められていたのでしょうか。
 メリパンは妹思いな乱姉さんがとても好きなのですが このままではどっちが乱姉さんなのか・・・(^^; [メリパンさん]

 登場時は『○〜が乱・〜○が舞』です。
 ・・・が!第12巻「不破 編」において 2人は結んだ長い髪を ザキッ!と切ってしまいました。したがってラストシーンでは残った余裕のある方(反対側)の髪をかろうじて束ねて“チョロリン”を作っています。
 こ・こ・で!『〜○が乱・○〜が舞』となりました。
次の『ハチャメチャ大みそか』で年越しソバを作ったのは舞、「アタシもいらない」と言っているのは乱なのです。あとは最終回までそのまま。登場時と終盤で乱と舞の位置関係が入れ替わっていることになりますが、これは長い髪がジャマにならない為の作画的配慮によるものです。『○〜〜○』よりも、『〜○○〜』の方が 絵的にキマッテますよネ!

「私が描きました!」 2000年10月14日<土>12時54分
 

Q:ファミコンロッキー第4巻の60〜62ページに 番長風のガクラン大男が出てくるのですが、そのキャラ、Moo先生が描かれたものでは?と思えるのですが・・。 (指(爪)や歯グキが見た限りでは先生っぽいのです。初出は85年末から86年初頭?で男吾が連載開始される少し前ぐらいだと思います)[メリパンさん]

 『太陽犬ゼロ』の連載を終え、次の連載(『あまいぞ!男吾』)への準備期間中にコロコロ編集部から「あさい(もとゆき)先生のとこがピンチなんですっ!」という電話があり、お手伝いに行きました。
 背景を描くつもりで“カブラペン”(硬くて均一な太さの線が引ける。キャラクターは通常軟らかくて線の強弱がつけやすい“Gペン”を使います。私は)だけ持っていったのですが、イキナリあさい先生に「ここのキャラ描いて!」と言われ番長風のガクラン大男を描く事になり、カブラペンでムリヤリ強弱をつけて描いた憶えがあります。
 「あのう、Gペン貸してもらえますか!?」の一言が言えないシャイな若僧でした。(^3^) 

「十文字・・・」 2000年10月14日<土>08時44分
 

Q:『十文字』は「じゅうもんじ」?「ともんじ」?[JACKさん]

 どこかに実際“ともんじ”と読む地名があったようにも記憶していますが『男吾』に出てきた“十文字学園”は“じゅうもんじ・がくえん”と読みます。
  “ともんじ”で思い出すのは、大好きな漫画『イヤハヤ南友』(永井豪とダイナミックプロ)に出てくる「イヤハヤ十人衆」のうちの1人[十文字 菊乃(ともんじ・きくの)]だ!  

「やったぜ ダイエーホークス優勝!」 2000年10月8日<日>00時26分
   本拠地・福岡で決める為にワザと1日延ばしたと思われる程 余裕を感じました。それにしても今世紀最後の日本シリーズが“O・N対決”だなんて、出来過ぎのような夢の大イベントです!
 私の予想は・・・やはり最終戦までもつれこんだ結果、4−3でダイエー勝利!偉大な[王 貞治]監督は、[いかりや長さん][ピカード艦長]と並んで私の尊敬する人物なのだ。
 ★日本シリーズは10/ 21(土)から。楽しみです!
「今 起きました!」 2000年10月2日<月>04時14分
 

(9月30日に行われた一回目のオフ会。先生も急遽参加してくれましたっ!)

 最終的に25時間にも及んだオフ会。 「お疲れ様でした〜〜、しかし!これが第一歩なのだ!!」 と、まだまだ元気の有り余るシメにて希望満々の解散でした。
 皆様の熱き声を聞いて
 「オレは この素晴らしき馬鹿野郎共(絶対ホメ言葉!)の為にも漫画を書き続ける!」 と心に誓ったのでした。私の支離滅裂バナシを真摯に聞いてくれた皆さん、自分の時間の許すホントのギリギリまで付き合ってくれた諸君、有り難う!そして何より、このオフ会を開いて下さった 道場主[新吾]様、本当に有り難う!!

 全員に言おう! 『 あなたは 強くなる! きっとなる!!』(相沢高校剣道部 主将・丹下竜子)
・・・巴道場に栄光あれ!

「テコンドー!」 2000年9月30日<土>14時00分
 

(こんな競技にも)

 激戦の末、銅メダルに輝いた[岡本依子(おかもと よりこ)]選手も良いキャラクターでした!“負けても笑顔を絶やさない”が信条だそうですが、勝ってボロ泣きしてました。
 涙ポロポロこぼしながら「メダルとか取って嬉しい!」「こんなインタビューとかしてもらってカメラ映してもらってスゴイなあ!!」。ジャッキー・チェンに憧れて格闘技を始めた なんてとこも好感度・大!!

「カナダに金メダルを!」 2000年9月30日<土>01時08分
 

(raidaさんがシンクロ・カナダチームの演技に感動)

 シンクロ団体決勝のカナダに私も一票!
 みなぎるパワーと溢れる娯楽性に爆笑しつつ感動しました。他がチーム同士でしのぎを削る中、カナダチームは観客を楽しませる事を第一に考えたエンターテイメント作品を作り上げた。 オリンピックは世紀の祭典 ‥‥“お祭り”なのだ。しかも今回は20世紀の締めくくり!カナダチームの演技はまさしくそれに相応しい愛すべきものだったと思います!!宇宙人がUFOで来てるとしたら、あれこそ見て欲しい人間の素晴らしい姿でした!

 それとは別に『女子ハンマー投げ』、優勝候補ロシアの[オルガ・クゼンコワ]を押さえて優勝した ポーランドの[カミラ・スコリモススカ](17才)がカッコ良かった!ハンマー投げ、始めてまだ3年で“金メダル”だぞ!シビレル〜〜〜ッ 結婚してくれ〜〜〜っ!!

「やった―――っ 高橋尚子 金メダル!」 2000年9月24日<日>10時19分
 

 女子マラソン、日本の[高橋尚子]選手 見事な優勝!しかもそのタイム=2時間23分14秒はオリンピック新記録です!!
 「皆さんの声援に背中を押されてゴールまでたどり着けました。すごく楽しい42キロでした!本当に有り難うございましたっ!!」最高っ 日本中が待っていた笑顔。 しかし2位の[リディア・シモン]選手(ルーマニア)のパワーも素晴らしかった!そして7位の[山口衛里]選手、15位の[市橋有里]選手も有り難うっ!!

 私も何かスポーツを・・・とりあえず人と会う約束をしてる駅前まで走っていくか!

「 」 2000年9月22日<金>04時47分
   トランポリンは‥‥‥女子が22日(金)夕5:00以降、男子が23日(土)夕5:00以降‥‥‥の放送予定です。 女子はナント“今日”なのだっ![古 章子(ふる あきこ)]選手に期待しよう!!そして男子 [中田 大輔(なかた だいすけ)]選手は、世界中で彼しかできないという必殺技 「4回宙返り2分の1ひねり」人呼んで『中田スペシャル』!をひっさげての出場だ!!中田のジャンプは7メートルを超え、失敗すると大ケガの恐れもあるが、難度が高いだけに成功すればメダルも夢じゃないっ! さあ、選手たちよ、高きに輝くメダルをジャンプしてその手につかめ!!
「君は見たか!? 1分52秒72をっ!!」 2000年9月20日<水>09時35分
 

(まだまだ「夏」は終わらないのです)

 「競泳・男子100メートル自由形/予選」に出場した[エリック・モーサンバーニー]選手!(名前不確実)
 彼の国・ギニア(赤道直下)では、25メートルのプールが最長だそうで直線で50メートルは経験が無い。 “100メートル泳ぐのがやっと”という彼は国内の候補8人の中から選ばれた紛れもないギニアの代表 なのである!
 予選グループ3人の内フライングで2人が失格、エリックたった1人だけのレース。満場の観客席の視線を一手に浴びて・・・・・・スタートッ!がんばれ!頑張れエリック!!観客の声援が次第に大きくなる。半分泳いだっ、50メートルのターン、あと半分!あと40メートル、あと30メートルっ、ラスト20メートルは溺れそうになりながらも執念でゴールに・・・タッチ!!
 ・・・・記録=1:52:72、世界記録より1分遅れてのゴールだった。しかし、観衆は総立ちで彼にわれんばかりの拍手を送った。 世界記録に負けないぐらい大きく、そして暖かい拍手を世界中の人達が送り続けた・・・・・・たった1人で世界に挑んだギニアの勇者に!!

 なんて素晴らしいのだろう、オリンピック!
 皆さんっ 家事、仕事、いろんな用事で忙しいこととは思うが時間があれば1時間でも30分でもいい、オリンピックを観ようっ!いつでもいい、どの競技でもいい!
 どの一瞬にも必ず ドラマがあるはずだ!世界中を応援するがいいっ!!

「うおオ―――ッ シドニーオリンピック!」 2000年9月15日<金>08時51分
 

(Moo念平先生はこの秋、オリンピックに熱狂しました)

 いよいよ今日開会式だ!燃える、燃える、燃える〜〜〜〜〜っ!! オレは10月1日(閉会式)までテレビの前から動かんっ!! (したがって9月30日のオフ会には行けません・笑)

★記者から“メダルの可能性”を訊かれた 柔道の[田村亮子]のこたえ・・・「最高で『金』、最低でも『金』!」かっこいい!カッコイイぞ 田村!!
★その田村亮子選手が出場する[柔道48キロ級]はナント早い、明日っ!16日(土)午後1:50からだ!!応援しようっ!!!

(そして結果はご存知の通り、田村亮子選手が文句ナシの金メダル獲得!)

 決勝は田村の見事な『内股』で一本勝ち!泣いていた!田村亮子が泣いていた!!
 八年越しの夢だった金メダル、いや柔道を始めた子供の頃からの夢だったオリンピックでの金メダル。

「皆さんの声援が勝たせてくれました!」
 このコメントを聞いて私も泣いたぞ。おめでとう田村亮子選手!今、表彰台の一番高い所に立ってヤワラちゃんの目がキラキラ輝いています!!

「無事か、良かった!!」2000年9月14日<木>06時30分
 

(この頃、愛知に記録的な大雨が降りました。愛知在住の芳之助さん宅は幸い被害を免れたということで)

 17年ほど前の故郷・長崎の大洪水を思い出します。
 私はその時大学生で、福岡に下宿しており直接の被害は無かったのですが、長崎での『中村雅俊コンサート』が中止になった為、それを観に行くハズだった大学の友人から 「お前のせいだ!何とかしろっ!!」とムチャな怒りをぶつけられた。ナニかいっ!長崎の雨は長崎県人のせいなんかいっっ!!(^3^)

「皆さん、お疲れ様でした!」2000年8月2日<水>01時07分
 

(「あまいぞ!男吾」カルトクイズトーナメント・キングオブクイズ終了にあたって)

 激しい戦いを勝ち進み、栄えある優勝に輝いた[シュガーレス佐藤]!惜しくも しかし見事な準優勝の[はせお]!エキジビションから全力で戦った全ての選手諸君!そして何より想像を絶するバイタリティーで全試合を仕切りきった道場主[新吾]よ!素晴らしいトーナメントでした!!これは間違いなく クイズトーナメントの形を借りた“道場主と道場生の真剣勝負”であった。[シュガーレス佐藤]、優勝おめでとう! また1回戦で去った君、2回戦で倒れた君、準決勝戦で力尽きた君、そして決勝戦で涙をのんだ[はせお]、さらに道場主[新吾]よ!君たちもまた勝利者なのだ!!力の限り戦ったのだから!!!
 私は諸君の存在を、とても頼もしくそしてウレシク思います。有り難うっ!(感涙!)

☆ 巴道場に栄光あれ!!

「幽レディー お六つさん」2000年7月8日<土>04時25分
 

(K.H.K.W.さんの「読み切り作品だった『お六さん』とか『角丸』とかもコロコロから抜き取ってもってますよ!」という書き込みに対して)

<こぼれ話>
 私、原稿のベタ(髪の毛、夜空などの黒い部分)は“黒のマーカー”で塗っているのですが、『お六つさん』は日本の幽霊のお話なので何となく全編“ 墨汁 ”で塗りました。モチロン印刷物にその差は出やしないのですが・・・気分です、気分(^_~)b

「ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち」2000年7月6日<木>00時33分
 

Q:最近の作品ですごく衝撃を受けたものってあります?[YON-Xさん]

 2年前の春、『ウルトラマンダイナ』TV放映中に劇場公開された映画です。カッコ良くって!カッコ良くって!!カッコ良くって!!!涙が溢れる映画です。

 ***無敵を誇るダイナの前に、侵略者によって彼の戦闘データを全てインプットされたロボット怪獣が現れる。動きを読まれ苦戦を強いられたダイナは初めて“恐怖”を感じ、ついに敵のビーム砲に敗れてしまう!しかも ダイナ=アスカ・シンは自分勝手な単独行動により、仲間に重傷を負わせてしまったのだ。
自責の念にかられ、本部の屋上で落ち込むアスカ。そこへヒビキ隊長が来る・・・
  ヒビキ「何 一人で煮詰まってるんだ・・・ハッハッハ、まるでメッタ打ちにあったエースピッチャーって顔だな。」
  アスカ「もっと最悪です・・・オレのした事は多分、満塁押し出しのサヨナラ負け・・・・・・。」
  ヒビキ「‥‥アスカお前、ピッチャーのマウンドがなぜ高くなってるか考えた事あるか?」
  アスカ「・・・・・・。」
  ヒビキ「“ピッチャーは孤独だ”って言うが、オレはそうは思わねえ。マウンドの中央が高くなってるのは仲間にその姿がよォく見えるためなんだ。“頑張れ!”“負けるなー!!”そんなみんなの声援がイチバン届く場所なんだ!
立ち去ろうとするアスカの背中に向かって、
  ヒビキ「明日の正午、総力をもって敵との決戦に臨む!ダイナでさえ勝てなかった相手だ、はっきり言って厳しい戦いになるだろう。だがオレは!人間の勝利を信じてる!!」
 果たして アスカは自分に勝って再びダイナに変身できるのか!? そして、地球の運命は!?! **********************************

 ここ10年ではこの映画がNo.1です、私の中では!“勇気”“仲間”そして“ウルトラマン”!子供たちの(モチロン大人だって)欲しいものが全て詰まった超娯楽大作です。さあ、まだ観てない人は今すぐレンタルビデオ屋へ走れっ!!!

「おれは男だ!」2000年5月31日<水>08時22分
 

Q:すっごい初歩的(?)な質問なのですが、 「操」の名前っていうのはやはりあの「吉川く〜ん」 から来てるんでしょうか?[せきさばさん]

 [せきさば]さん、その通りです!
 青春の巨匠・森田健作!が主演した青春ドラマ『おれは男だ!』(s46〜47)。そのヒロインの名前が[吉川 操(演・早瀬久美)]だ!このドラマを知らない人の為に、あの“熱い”「第1話」を紹介しておこう。

 *高校2年生の小林弘二(森田)は父親の転勤のため鎌倉のある町に引っ越して来た。部屋の片付けをしている時 隣のアパートに干してある女性モノの下着が目に入る。と、窓が開き慌てて洗濯物を取り込む女性・吉川 操。弘二は操に興味を持ち、引っ越して来た事を喜び竹刀を振る「とお―――っ!」(ここでタイトル『おれは男だ!』)。
  転校初日、弘二は青葉高校の女生徒の数に驚く。ナント80%が女!男子用トイレが全校でふたつしかないという学校自体も女生徒の天下であり、男子はみな借りてきた猫のようにおとなしい。そしてその女生徒たちのボスがあの[吉川 操]だったのだ!バトン部のリーダーである彼女はアメリカに住んでいた為か“ウーマン・リブ”の精神を身につけている。“質実剛健”な弘二はこの雰囲気に反発、男子を鍛える目的で“剣道同好会”の発足を決意する!走り回る弘二の熱意が伝わり一人二人と仲間が集まってきた。しかし予算が無く、道着や防具が足りない為皆バラバラの格好で稽古を始めるが、操らバトン部に馬鹿にされてすっかりヤル気を無くしてしまう‥‥‥。
  弘二は考えあぐねた末、他校の剣道部から余った道具を貸して貰おうと思い立ち、近隣の高校を巡るが思うようにはいかない。最後に立ち寄った相沢高校、現れたのは女主将・丹下竜子!自分と勝負して勝ったら道具を提供するという。弘二はその条件をのんだ!
「青葉高校剣道同好会キャプテン 小林弘二!」
「相沢高校剣道部主将 丹下竜子!」
  ・・・・・・善戦空しく、破れる弘二。全力で戦った結果だ、弘二は潔く己の負けを認める。「俺の負けだ、‥‥‥道具はあきらめたっ!」 しかし、その闘いっぷりに感じ入った竜子は目の前に防具を差し出す。「持って行きなさい、ふたつ分しかなくて悪いけど。」 見上げる弘二に笑みをたたえた竜子、「男らしい闘いぶりだったわ。‥‥‥アナタは強くなる! きっとなる!!」 握る二本の竹刀の感触。弘二の胸に“感謝”と“闘志”がこみあげてくる。海辺・・・力強く砂を掴み、決意を新たにする弘二。「俺はやる!俺はやるぞ!!」青葉高校で男として思う存分闘い、青春を悔いなく送ることを夕日に誓うのであった。

諸君!これが“青春ドラマ”だ!!機会があったら絶対に見逃るべし!!!

 

(さらに・・・)
 申し訳ありません、この長〜〜い文章の最終行“みのがるべし”ってこんな日本語無いですね。『おれは男だ!』のこと書いてたら思わずコーフンして、「見逃すな」と「見るべし」を合体させてしまいました(苦笑)。
  一瞬、流行るか!? と思ったのですが、コレでは「見逃せ!」って言ってる見たいですもんねぇ。すみません、ミスです!では改めて・・・「『おれは男だ!』絶対に見るべし!!!

(さらに・・・せきさばさんの「先生、『森田塾』に参加してませんでした?」という書き込みに対して)
 森田健作さんは今でも私にとっては“ 塾長 ”なのです!
 塾長もその奥様も『あまいぞ!男吾』読んでくれたんだぜっ!!

「ヒーロースペシャル!」2000年7月2日<日>07時09分
 

Q:テントウ虫コミックスで、『任天堂オールスター云々』や『スパロボ大戦』のような、いろんなマンガの主人公が悪に立ち向かっていく内容のマンガがあったと思うのですが・・・[ごんしさん]

 十何年か前、コロコロコミック人気連載漫画の主人公が共演する(1回で4作品ぐらいだったか)『ヒーロースペシャル』と銘打たれた特別編が何回かありました。「ラジコンボーイ」「コンバット弾」「プラコン大作」「エスパー太郎」「ゼロヨンQ太」「ファミコンロッキー」等々・・・当時のコロコロを代表する錚々たる顔ぶれでした。内容は全く憶えていません!が、手もとの“てんとう虫コミックス”チラシ(男吾・第1巻 発売時のモノ)を見ますと、
 『第1巻 ラジコンボーイ/ドラゴン大作戦[史上最大の決戦]』
 『第2巻 ファミコンロッキー ラジコンボーイ/ファミラジ大決戦[銀河帝国の決戦]』 の2冊が出ていたようです。[ワダBEN]さん、これで合ってるかしら?(・v~)

*ちなみに私はどの回かの執筆中の仕事場にお邪魔した事があり、非常にコーフンした憶えがあります!

「五代目までだっ!」2000年6月13日<火>08時20分
 

Q:先生も『あばれはっちゃく』好きだったんですね。自分も夢中で見てましたよ!ところで何代まで続いたんでしたっけ?>あばれはっちゃく[ざいなんさん]

☆「俺はあばれはっちゃく」(’79.2.3〜80.3.8全56話)・・・初代 桜間長太郎:吉田友紀
☆「男!あばれはっちゃく」(’80.3.22〜82.3.27全102話)・・・・・・ 二代目:栗又 厚
☆「熱血あばれはっちゃく」(’82.4.3〜83.3.26 全49話)・・・・・・ 三代目:荒木直也
☆「痛快あばれはっちゃく」(’83.4.2〜85.2.23 全93話)・・・・・・ 四代目:坂詰貴之
☆「逆転あばれはっちゃく」(’85.3.2〜85.9.21 全27話)・・・・・・ 五代目:酒井一圭
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 ”初代”のゲンコツで画面を割らんばかりのインパクトはキョ−レツだったが、私のNo.1は四代目”坂詰はっちゃく”だ!登場時は本当に小っちゃくて野生味もなく、これで大丈夫なのかな〜〜と心配していましたが、”2年”という放映期間の中で目を見張る程の成長を見せてくれました。特に終盤の、”頼もしさ””オモシロさ””カッコ良さ”は シリーズの頂点を極めた感もあり、その完成度はトレンディ−ドラマなぞ足下にも及ばぬ見事さでした。男の子も女の子も憧れる少年ヒーローに会える毎週土曜日よる7時半はまさしくゴールデンタイムだったのです!そして第5作「逆転〜」が新機軸を取り入れた結果短命に終わった為、シリーズ自体がブラウン管から消えてしまうのですが、終了から半年後、関西テレビ制作の『それいけ!ズッコケ三人組(’85.4.12〜86.4.4)』(こないだの NHKのヤツじゃないヨ)に、五代目・酒井一圭くんが友情出演したのです!
 五代目はっちゃくのキメゼリフ、 『きらめけ〜、きらめけ〜・・・キラメイタッ!』も披露してくれました♪。あまりに感激した私は、はっちゃく時よりだいぶ髪の伸びた酒井くんのガキ大将のような姿をスケッチしました。そしてそのスケッチはやがて、[巴 男吾]という名前で皆さんの前に登場するワケです。「テレビから『あばれはっちゃく』が消えたのなら、オレが漫画で描いてやる!」5人の「はっちゃく」にもらった ”勇気””やさしさ””泥だらけ”を詰め込んだ『あまいぞ!男吾』は、どうやら今も大勢の人たちの心に生き続けてくれているようです。

 オオ〜〜〜イ酒井くん、坂詰くん、歴代出演者の皆さん、当時の番組スタッフの方々、もしこの掲示板を御覧になってたら、ぜひ書き込みお願いします!お礼を申し上げたいのです!!ここ、[巴 道場]のみんながこれほど応援してくれてる作品「あまいぞ!男吾」は、『あばれはっちゃく』への”憧れ”からスタートした漫画なのです!!!

「こちらも外は雨ズラ・・・」2000年6月13日<水>02時18分
 

Q:もうすっかり梅雨ですねぇ・・・。ところで不破の『〜ズラ』という言葉は何地方の方言なんですか?とても印象的で、はじめは”ブキミ!”と感じました[芳之助さん]

 「〜ズラ」・・・恥ずかしながら白状しますが、私バクゼンと東北地方の方言だと思い込んでいたのです。
 ・・・不破源次郎は ”北”の方から強ええヤツを倒しながら南下し、男吾のいる大文字学園(静岡あたりと考えていました)に到達した・・・と。と、ところがっ!エピソード終了後に知ったのですが、「〜ズラ」は、その静岡の言葉という事が判明!!ガ〜ン 頭の中まっ白 顔まっ赤。
  しかし私の中の[不破=東北]というイメージは既に切り離す事ができず (なんせそのつもりで描いてたんスから)、独りで勝手に苦悩する事となりました。その結果、私が(ひねり)出した答えはこうだっ!

*静岡で生まれ育った源次郎は母親の死後東北の親戚に引き取られたが、遺言を守ろうと強ええヤツを求めて飛び出した。果し状を集めて、静岡に眠る母に報告する為に・・・。 「オラ」「母っちゃ」等の言葉は南下しながら身に付いたか、もともと東北生まれの母親の影響。
・・・と、私の中ではナントカこんな感じで落ち着いております(汗汗汗)。[芳之助]さんのように、<キャラクターと ”喋り方”が一体となって読者の記憶に残る>ことは、作者としましては大変嬉しい事です!

 『黒い陰謀をたたけ!』(第10巻)では、土蔵の中や地下の抜け穴という暗く閉鎖されたシーンが多い為、喋り言葉の明確な差別化を計った憶えがあります。特に各キャラクターの[一人称]には印象的なモノを選びました。 「オレ」「オイラ」「ワシ」「ボク」「ワタクシ」・・・ほ〜ら、あのキャラクター達の顔が浮かんできたでしょう!?アッハッハッハ

・・・竜子先生は『アタクシ』でしたね、スンマセンッ!作者失格・・・。

「操の”出っ歯”疑惑」2000年6月12日<月>06時24分
 

Q:操って出っ歯?[ざいなんさん]

 初登場時の役割的な事を考えて、操の前歯は[鋭角的]に描きました。姫子の前歯と比較するとよく分かりますが、姫子の[丸形]に対して操のは[三角形]をしています。ほとんど気付かないような極めて小さな違いですが、しかしキャラクターのイメージとは、こういったモノを繰り返し繰り返し目にする事によって、無意識下の深層心理に刻まれてゆくのだと思います。
  例えば、皆さんが[円谷 操]の似顔絵を描いたとしましょう。 特徴的な ”つり目”や ”キリッとした眉””両サイドの三つ編み”は描けても、”三角形の前歯”まで再現できる人は少ないでしょう。 しかし!作者がイチバン気を配るのが、そういう部分なのです。 もし、操の前歯が丸っこかったら、皆さんの記憶の中の彼女はビミョ−に違うイメージで残っていたに違いありません。[ざいなん]さんが ずうっと気にしてくれていた部分は、私が最も大事にしていた ”円谷 操の特徴”だったというワケです。有り難うっ!

  ところで、ネズミは というと・・・アレは間違いなく ”出っ歯”だっ!

「男吾のル―ムメイト」2000年6月7日<水>07時52分
 

Q:『天宮 哲』?読み返してみたら「こんなキャラいたっけ?」と思いました。彼ってホントはもっと化ける予定なんかあったりしたのでしょうか[HIROMさん]

 大文字学園の寮は二人で一部屋を使います。また、一年ごとに入れ替えがあるようです。
 男吾の相部屋は・・・1年時:河内文太、2年時:天宮 哲、3年時:村野 武。
 外で暴れて帰って来る男吾との対比で、同室キャラには ”ノンビリ野郎”を求めました。出しゃばらず、エキサイトせず、落ち込まず、[天宮 哲]はこれを全うしてくれました。有難う 天宮 哲!よくやった 天宮 哲!!私は君を忘れないぞ! (村野は 乱&舞に緊縛されてオシマイだったが・・・)

*超ウラ話!===初期の初期、男吾の姓は「天宮」の予定だった(『甘味屋』から)。[天宮 哲]こそ、巴 男吾の正当な後継者と言えるだろう。          ・・・いや、言えないだろう(笑)。

「仕事中聴いてるラジオはTBSのココロだ〜〜ン」2000年6月5日<月>03時42分
 

Q:いちばん気に入っているエピソードは?[ワダBENさん]

 私の中のベストエピソードは迷わず『こわいぞ!男吾』です!
 昔っから(小学生の頃から)、”学校以外の場所で先生と会う”シチュエーションには心ときめくモノがありました。『こわいぞ〜』は それが描けたウレシイ1本なのです。日曜日、偶然 スーパーの食品売り場でバッタリ会ったり、奥さん子供連れで海水浴に来てるのを見かけたり、家庭訪問の時、道案内でゾロゾロついてったり、 そんな時の先生って ”学校オーラ”がとれてて、何だか急激に親しみが湧くんだよナ。教室では見えなかった”ヒゲ剃りあと”とか ”意外に長いマツ毛”、”体臭”まで感じられて ・・・「あ〜、先生も人間なんだァ」・・・って。
  一緒にアセ流して、フロ入って、メシ食えば、そこには同じ人間がいるだけ。そんな、少年の頃からの ”憧憬”を詰め込んだ1本です。
  本棚の奥から小学校の卒業アルバムを出してきて久しぶりに開いてみよう!アナタの思い出の先生はどの先生ですか?いつか機会があったらその先生のお話を聞かせてくれませんか。

「おめでとうございますっ!式には呼びなさい!!」2000年6月3日<水>04時01分
 

(けめこさんの「近々結婚することになりましたっ!」という実にめでたい書き込みに対するレス)

 気の早い話で恐縮ですが、男の子が生まれたら「男吾」、女の子なら「姫子」と!
 何ごとも ”勇気”だっ!! 明るく、やさしく、力強い家庭を築いてください!おきばりやす!!!

「『あまいぞ!男吾』パイロットフィルム!!」2000年6月3日<水>03時23分
 

Q:男吾がパイロット版とはいえアニメ化されたという噂を聞いたのですけど[いかりやうーすさん]

 10年ほど前、シンエイ動画によって5分間程のモノが作られました。内容は「第1話」のダイジェストといったカンジ。声優は(私あまり声優さん知らんのですが、一緒に観た友人の言によると)・・・
 ☆男吾・・・・・・「21エモン(TV版)」の主人公・21エモンの声の人。(お名前忘れましたっ。)
 ☆姫子・・・・・・「メイプルタウン物語」の主人公の女の子ウサギの声の人。(お名前忘れましたっ。)
 ☆モミアゲウマ・・・・・・安原義人さまに間違いあるまいっ!私の大好きな声優さんです!!
*あとはちょっと分かりません。スンマセンッ!BGMは、「藤子アニメ」や「トム・ソ−ヤ−の冒険」からの流用でした。

(追加/せきさばさんによると声優さんは「男吾・・佐々木望さん、姫子・・岡本麻弥さん」と考えられるらしいです)

「初連載作品『太陽犬ゼロ』!」2000年6月3日<水>02時33分
 

Q:太陽犬ゼロがまた読みたい!「ゼロ」はまだまだ続く余韻を残しつつ終わってしまったので、 当時は残念でした。ゼロの旅の続きも知りたいです。Moo先生は続きを考えていらしたのでしょうか?[せきさばさん]

 ・・・野良犬[ゼロ]が 宿敵[キング]を目指す旅の途中で、ドロボー猫のシャム、血統犬アルファ、空飛ぶハヤブサ、ペット犬チーズらと 出会いながら、自分の”太陽”を探し続ける・・・・・・という物語です。他にも、チンパンジー、アナコンダ、ドブネズミ等、いろいろ出すつもりでしたが 連載が早めに終了する事になった為、ラストエピソードの舞台を『動物サーカス』にして、大勢の動物に出てもらいました!エンディングは ”太陽に向かって走り出すゼロ” の絵で終わっています。
  「あまいぞ!男吾」も「紋次郎が行く!」もそうでした。主人公は走り続けます。やっと作者の手を離れた彼らはまさに、『オシマイなんかじゃない!たった今から始まるんだ!!』と言わんばかりです。作者は最後の1ページを描き終え、「読者諸君っ、あ、あとは頼むぞ!!・・・」と、作品を読者に委ねるのだ! 読んだ人の心の中にずうっと走り続けられるような、そんな作品を描き続けたい!描き続けるぜ!!
  今週号にて終了した「宅配ビンちゃん」、 最終回のサブタイトルは・・・・・・・・・『ノンストップ』 でした。

「あまいぞ!男吾の未収録」2000年5月31日<水>17時42分
 

Q:当時コロコロを読んだ後に単行本を読むと あれ?こんなシーンあったっけ?..と言うことがあったんですけど?[ホームズさん]

 通常[てんとう虫コミックス]は、30P前後の連載作品6本でキッチリ1冊となります。 が、「あまいぞ!男吾」の連載第1回目は40Pだった為、考えた末、収録を5本にし、足りない分を新たに描き足して埋めました。”コロコロ掲載時には無かったエピソード(絵コンテ段階でカットしたもの、新たに考えたもの等)を挿入する快感”を知った私は 喜々として第2巻以降も大幅な描き足しを続けました。 単行本を買ってくれたチビっ子への特典!ってなカンジでネッ!!
 例外は 第15巻。 ・・・『死ぬな!バアちゃん』は、コロコロ掲載時の『死ぬな!バーチャン』と『命がけだぜ!!』を 1本にまとめたモノなんです。後に来る最終巻の構成を考えての事とはいえ、ほぼ1本分にも及ぶページをカットするのは正に断腸の思いでした〜(ワダBENさんのHPでチョットだけ見られます)。
『南からの挑戦状』でもカットが1Pあるのじゃ。 いつか復活させたいぞっ!

「『新吾っ!』とりあえず呼び捨てにしてみた。」2000年5月31日<水>08時22分
 

Q:母ちゃんと竜子先生、強いのはどっちだと思います?[巴新吾さん](ちなみにこの書き込みから管理人は掲示板でのHNを”巴新吾”から”新吾”に変えてました)

[オフィシャル データ]
 母ちゃん=表向きは 柔道二段。
 白鳥竜子=空手、柔道、合気道、そのほかあわせて十七段。

しかるに!私は「母ちゃん」に1票っ!!皆はどっちだ!?

「巴家の段位は?」2000年5月30日<火>10時50分
 

Q:父ちゃん、母ちゃん、姉ちゃんの最終的な段位ってそれぞれどこまでいったんでしょうか?[raidaさん]

 父ちゃん=空手三段、母ちゃん=柔道二段、姉ちゃん剣道初段でスタートし、第5巻で姉ちゃんが二段になっていますが、それ以降段位について触れているシーンはありません。 が、物語スタート時から両親は ”段位よりもはるかに強い”のだと考えていました。つまり、ある時期から「昇段試験」は受けなくなったけど(カッタルイから?)、日々の生活に於て鍛練は欠かさないため、実力は上がりっぱなし!特に母ちゃんは、父ちゃんを痛めつけるための技に関してメキメキ腕を上げていったと思われます。
  [raidaさん]さんのお察し通り、最強は *母ちゃん*に間違いなさそうですネ。ここまでくると「空手」「柔道」といった区別など さほど重要ではなくなってきます。日常生活に密着した場面々々で、最も則した動きが出来ること(者)こそ ”最強”であり、またそれは ”やさしさ”と全く違(たが)わぬ性質のものだと信じます。父ちゃんが言っていた「巴流 」の極意 『自然体』とはこの事なのかもしれぬ!何の段位も持たない男吾が最もそれに近いというところをみると、巴家の教育方針は正しかったのかもしれない! ・・・あるいは 大間違い だったのかもしれないっ!!(笑笑笑)
 ところで知子は、一所懸命剣の道に精進し、その後も順調に段を上げていったと思います。そんな気がします。なんとなく。

「円谷操のその後は!?」2000年5月30日<火>00時22分
 

Q:その後、”男吾の真のライバル”操はどうなったのでしょう?[偽探偵さん]

 当初 中学生編では、エピソードごとに登場人物をどんどん入れ替えていこうと考えていました。 そうする事で男吾の周囲に常に変化をもたせ、何にでもチャレンジしていく主人公を描こうと思ったのです。 したがって*円谷 操*も『柔道部編』まで!のつもりでした。
 ところが『柔道〜』が終わり、次の『ボクシング編』の打ち合わせに於いて私は当り前のように 「ここで操が・・・」「そして 操 が・・・」と、熱弁していたのです。その時はまだ気付いてなかったが、次の瞬間 担当編集者は苦笑まじりに私の本心を言い当てたのだ。
「(笑)Mooさん、操 がスキなんだから〜(笑)」 ・・・
図星でした・・・。『柔道〜』を通して私は操に惚れてしまったのです。モチロン、共に戦った”同志”として!その後の男吾の物語 に、彼女が欠かせない存在となった事は皆さんご存じの通りです。[偽探偵さん]のおっしゃるように”ライバル”でもあり、もしかしたら ”男吾にいちばん近い存在”だったかもしれませんね。
  さて、Q:操のその後・・・ですが、[偽探偵さん]、大きく深呼吸して そして想像してみて下さい・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・それが正解です!

「道場主・巴新吾さま、有難うございます!」2000年5月29日<月>09時43分
 

Q:知子姉ちゃんは、(高校受験)無事合格したんでしょうか?[巴新吾さん]

 親孝行な彼女は「大矢高校」に行ったかもしれませんね。男吾との対比から ”何でも上手くいく姉”として描いていました。(『あばれはっちゃく』も、常にデキの良い姉・兄と比較されてましたよネ。)知子はその後も全てウマくいってることでしょう。モチロンあの *大和 撫郎* とも・・・。

「☆疑問・質問に答えます!」2000年5月28日<日>20時45分
   ☆『あまいぞ!男吾』という漫画について、 「この話の このシーンは一体?・・・」とか、 「あのキャラクターは おそらく!・・・でも誰に確かめたらイイのか分からないっ(~へ~)」〜〜・腕組みしてるつもり. などの疑問・質問があったらこの[ダイナミックBBS]に書き込もうっ!どんな小っちゃな事でも、どんなデッカイ事でもバンバンお寄せ下さい!! 作者自身が記憶脳をフル回転させて、全てのクエスチョンに何らかの答えを出すぞっ!!(汗) 君もこの機会に長年の謎を解明してみないか!?
「(いただいたメールの一部より)」2000年5月21日<日>10時19分
   『母ちゃん台風』(第1巻・P126)で、黒板を見ると明らかに「国語」の授業だが、時間割表では「社会」。また、時間割表によると当日は「木曜日」だと思 われるが、黒板には「火」の表記がっ!・・・・・・この不思議な現象(あってはならないミス・・・汗)も、〜「授業参観にあたってモミアゲウマは一番自信のある課目に変更し、日直はキンチョーして黒板表記を間違えた。もしくは一昨日のままになっているのに誰も気付かない程、クラス全体がキンチョーしていた・・・(汗、汗、汗、)」〜というふうに優しく、やさし〜く解釈しましょう。

  当時、”児童誌”であるにもかかわらず「学園漫画」が無かったコロコロコミックにプチ反骨精神を抱いた私は、自作品の中では”学園臭(がくえんし ゅう)”を充満させようと思い、掲示物など楽しく書き込んでいたのですが、ドタンバの作画変更などでシワ寄せがいくのは決まってそういう部分だったような気がします。でも、イチバン大切にしたいのもそういう部分だと思うのです。このように、粗くて、ミスも多い漫画ですが、『巴道場』で皆さん(当時の子供たち)の声を聞くと、「『あまいぞ!男吾』を描いてよかった!!」と心底思います。

 巴道場に栄光あれ!

「まんが甲子園!」2000年5月12日<金>02時12分
 

 Moo.念平に確実に会いたい!というキトクな方は、8月8〜9日に四国は高知にて開催される「第9回まんが甲子園」に来るがいい!!毎年恒例となった島本和彦先生と私による『大笑いまんが道場』は、アナタを爆笑の渦に巻き込むでありましょうぞ!ハチマキにヨリをかけてまってるぞっ!!!

 巴道場と『大笑いまんが道場』に栄光あれ!

「私も3回行ったことがあるぞ!」2000年5月12日<金>01時46分
 

(芳之助さんの「長崎ハウステンボスに行ってきました!」という書き込みに対してのレス)

 以前、仕事を手伝ってくれてるアシスタント達の慰労も兼ねて、長崎に旅行(帰省)した時、3年連続で「ハウステンボス」に行きました。オランダの建物を再現した美しく楽しい街並みや、笑いの止まらぬ見事なジャグリング、思わず大声をあげてしまう大迫力の体感劇場など、東京ディズニーランドに負けず劣らず(私感)いろんな楽しいモノがありますが、私がイチバン感激したのは『ミステリアス・エッシャー』です。「だまし絵」で有名な画家 M・C・エッシャーをフィーチャーしたこの「エッシャー館」の中は、”不思議階段”や”逆さの部屋”等で構成された不可思議空間〜。数々の作品を見ながらたどり着いた一番奥の扉では短編立体映画が上映されています。タイトルは『永遠の滝伝説』。少女ティルが、病気の愛犬フッフィーの命を救うため、天使に聞いた「永遠の滝」の水を求めて冒険の旅に出る・・・という大感動の物語です。主人公ティルのこの世のものとも思えない可愛さはムロン必見だが、最大の見所は立体映像で観るエッシャーの不思議世界だ!誰でも1度は見たことがある、あのパターン画が!あの不可能図形が!!アナタの目の前に飛び出してくるのだっっ!!!昔っから”だまし絵””不思議図形”の類が大好きな私は溢るる涙を止めることができませんでした。
  諸君、今年の夏は長崎「ハウス・テンボス」へ行こう!そしてエッシャー館の『永遠の滝伝説』をその目で観てくれっ!!観てくれればわかるのだあああああ――――っっっ!!!私もこの夏はチョビッと帰省しますので、運が良ければ長崎のどこかでバッタリ会えるかもしれないぞ!?そんな私は今、『宅配ビンちゃん』の最終回を執筆中です!!!

 巴道場に栄光あれ!

「皆さん、有難う!」2000年4月16日<日>16時45分
 

 巴道場の皆さん、大変楽しく読ませて頂きました。初めまして、Moo.念平です!7年も前に終了した作品を今も愛していてもらえるなんて作者冥利に尽きる喜びでございます。

 連載中、リアルタイムの小学生読者を楽しませる事はモチロンですが、”10年後も面白い漫画”を常に念頭に置いて執筆していました。それは未来を予測して描くという事ではなく、むしろ逆に人・・・特に子供が時代を問わず普遍的にもっているモノを描くという事です。
 〜女の子が隣に座るとドキドキしたり〜
 〜友達のために泥だらけになったり〜
 〜大声で泣いても全然恥ずかしくなかったり〜
アナタにもきっと憶えがあるでしょう?私も自分の子供の頃を思い出しながら楽しく描いていました。

 皆さん お気付きかと思いますが私は「あばれはっちゃく」が大好きです。憧れています!アイツは小学生なのにナゼあんなにカッコイイのか!?ガラは悪いしハンサムでもない、イタズラばっかりしてるし、もちろん成績もほめられたもんじゃない。でも!だが!!しかし!!!あばれはっちゃくこと桜間長太郎は、イザという時『頼りになる男』なのである!思い出してみてください。子供の頃、ロボットアニメや特撮モノ等いっぱいあったけど、一番カッコ良かったのは、イザという時の、君のクラスの「アイツ」ではなかったか!?本当のヒーローは君のすぐ隣にいたのだ!私はこの思いを「巴 男吾」というキャラクターに託したのです。後は私の愛して止まぬ「ド根性ガエル」「いなかっぺ大将」「侍ジャイアンツ」「おいら女蛮」「おれは男だ!」・・・・等などからパワーをもらって『あまいぞ!男吾』 は生まれました。

あれから15年、Moo.念平漫画の本質は今も変わっていないような気がします。 これからも読者の心に残るような作品を1ページでも多く描いてゆきますので見逃すなっっっ!

P.S. ササキバラ.ゴウ氏の告知にあったしんぶん赤旗日曜版に好評連載中の『宅配ビンちやん』は、作者本人が「自信作!」といってはばからない超オモシロ漫画です!読めばわかる!!し、しかしながら5月いっぱいで終了してしまいますっ!!まだ間にあうぞっっ!とりあえず御一読!そしてしんぶん赤旗日曜版編集部にお便りを出そう!!とにかく読んでくれ!読んでくれればわかるのだあああ――――!!

失礼いたしました・・・・またやって来ようと思います。巴道場に栄光あれ!